AI導入の進め方
仙台の中小企業がAI導入で最初に自動化すべき業務はどれか
執筆: AX伴走パートナー MICHINORI
要約
最初にAI・自動化を入れるべき業務は「毎月確実に発生し、手順が説明でき、間違いにすぐ気づける」業務です。具体的にはExcel集計・帳票転記・メール返信下書き・定型問い合わせ対応が該当します。逆に、判断が絡む業務・失敗が顧客に直結する業務から始めるのは避けるべきです。
「AIで何かやりたい」を業務に落とすと4つに絞られる
仙台・宮城の経営者の方から受ける相談の多くは「AIに興味はあるが、どこから手をつけるべきか分からない」です。当方が実際の案件で業務を棚卸しすると、最初の一歩はほぼ次の4つに収束します。
- 各社・各拠点から届くExcel/CSVの集計と帳票づくり
- 紙・PDFから基幹システムへの転記(二重入力)
- 顧客メールへの返信文づくり
- 同じ質問への問い合わせ対応
共通点は「毎月確実に発生する」「手順を人に説明できる」「結果の正誤をすぐ確認できる」の3つです。この条件を満たす業務は効果が読みやすく、失敗しても即座に気づけます。
実例: グループ複数社の月次集計を自動化したケース
東北のリサイクル関連企業グループでは、各社からフォーマットの異なる実績データが毎月届き、担当者が集計表と取引先別計算書を手作業で作っていました。当方はこの経路をプログラムで自動化し、過去の完成版と1円単位で一致することを500件超の自動テストで検証しながら構築しました。ポイントは、金額計算をAIに任せず、検証可能なプログラムで実装したことです。
最初に選んではいけない業務
- 経営判断・人事評価など、正解が定義できない業務
- 失敗がそのまま顧客に届く業務(自動送信など)
- 月に1回しか発生しない業務(効果よりも構築コストが勝つ)
AIの導入順序は「技術的に面白い順」ではなく「毎月の時間×確実性」で決める。これが定着する導入の共通点です。
まず自社の数字で確かめる
当サイトの無料診断では、月々の業務時間を入力すると削減可能時間の概算レンジを確認できます。concrete な数字から始めたい方は無料相談で業務棚卸しからご一緒します。
根拠・参照
- 実案件(リサイクル企業グループ・実績集約自動化)
- 実案件(請求書OCR)