導入事例(構築完了・納品段階)リサイクル・環境 / 東北
グループ複数社の実績集計と計算書作成を自動化
背景と課題
グループ各社・各取引先からフォーマットの異なるCSV・Excelが毎月届き、月次の実績集計表と取引先別の計算書を担当者が手作業で作成していた。転記・照合の負荷が大きく、ミスの確認にも時間がかかっていた。
導入前の業務フロー
- 1.各社から実績データ(CSV/Excel・形式バラバラ)がメール等で届く
- 2.担当者が1社ずつ開いて集計表へ転記・整形
- 3.電卓・目視で照合し、取引先別の計算書を別途作成
- 4.締め切り前に確認作業が集中する
実装した仕組み
生データの取り込み→変換→集計→完成版の集計表・計算書出力までを一本のプログラムで自動化。過去の完成版と1円単位で一致することを自動テストで検証しながら構築し、画面から値も体裁も整った完成版を出力できるようにした。
導入後の業務フロー
- 1.届いた生データをそのまま取り込む
- 2.集計表・計算書が自動生成される(値・体裁とも完成版)
- 3.担当者は差分・異常値の確認と最終判断に集中する
設計のポイント
AIを使った部分
仕様の解析補助・開発支援 / 例外データの内容確認の補助
AIを使わなかった部分
金額・数量の計算(すべて検証可能な決定的プログラムで実装) / 計算書の数値確定
人間の確認(HITL)
自動生成された集計表・計算書は必ず担当者が確認してから使用する運用。データ不足・様式外のケースは自動処理せず、確認依頼として人間に返す設計。
セキュリティ設計
顧客データはローカル環境で処理し、外部AIサービスへ実データを送信しない構成。コード・データは顧客側にも引き渡し、特定業者に依存しない形で納品。
使用技術
Python / pandas / Excel自動生成 / 自動テスト(pytest)
構築期間
初期構築から段階的に拡張(数ヶ月・並走型)
企業規模
グループ複数社(多拠点・多店舗の取引網)
結果
- グループ各社の月次集計表を、生データから完成版と同一の形で自動再生産できる状態を構築
- 取引先別計算書の自動作成を複数社分実装
- 500件超の自動テストで過去実績との一致を検証(実物一致)
今後の拡張: 対象取引先の拡大と、入力データ受領の自動化
※ 秘密保持のため顧客名・特定につながる情報は伏せています。記載内容は実装事実・実測に基づきます。効果は業務環境により異なります。